ノリ風呂

日々考えていること、新しく取り組むことなどについでツラツラ書きます。先延ばし癖のある自分が変わる様を記録していくので、誰かの燃料になったりもするやもしれません。

自己啓発の使い方

「年齢を気にするな」「やりたいことをやれ」といった本をよく見かけます。昔からそういった本はあったのかもしれませんが、最近はネットの記事でも多く目にするようになりました。

僕は一時期、そんな本や文章が大好きでした。本を読み漁りました。未来に希望が持て、気持ちが明るくなるからです。そういった本の著者は年齢をものともせず、パワフルに行動し、結果を出しています。読んだときは「自分にもなにかできるんだ!よーし!」と勇気をもらえます。

 

でも、冷静にいざ何かをしようと思ったときに「あれ…?でも、なにができるんだ…?」と自分の現状に気付いたので現実に戻ってこれました。「やりたいことをやれ」と、成功している人が言うと勇気が持てます。が、そういった言葉を受け入れられるのは、その人にすでに社会的地位、知名度があり、コツコツとした積み重ねがあるからです。読んだ時点では、その言葉で気持ちよくなった自分と書いた人とは雲泥の差があります。

結局、現実では行動をし、自分の目的に向かって努力をするという当たり前なことが必要です。その手順をワープすることはできません。でも、自己啓発系の本を読むと、そういった現実を飛ばして自分の未来に過剰に期待しがちです。メンタリストのDaigo氏曰く、虚偽期待症候群というもののようです。まとめてある記事がありました。http://ritaame.hatenadiary.com/entry/2016/09/25/112722

 

僕は、決して自己啓発自体が悪いと思っているわけではなく、ただ、注意が必要だと思ってこの記事を書いています。

自分を気持ちよくしてくれる文章には、くれぐれもご注意を。